【入門編】テクニカル分析の基礎知識をわかりやすく解説

  • 2021年4月17日
  • 2021年11月3日
  • 投資
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エビスです。

FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)するべく、サラリーマンをしながら投資活動を行なっています。

今回は、テクニカル分析とは?についてをわかりやすく解説します!

 

  • テクニカル分析ってなんだか難しそう
  • 株や為替の売買をするタイミングがわからない

という方に、ぜひ身につけて欲しいです!

 

また、実践編としてテクニカル分析で売買するタイミングを判断するポイントについて以下で解説しています。

ぜひ、ご参考ください!

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テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、相場の値動きを表したチャートから今後の値動きを予想するための手法です。チャートから相場のトレンドを読み取り、株式や為替などの売買のタイミングを決定するのに有効です。

テクニカル分析の基礎知識

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ローソク足の見方

証券などで銘柄のチャートを見ると以下のように棒線が並んでいます。これは、株であれば株価の動きを示しており、一つ一つの棒線をローソク足と呼びます。

ローソク足は、以下の図のように「胴体」と「ヒゲ」と呼ばれる部位で構成されます。

上(うわ)ヒゲの先端はそのローソク足の高値であり、逆に下(した)ヒゲの先端はそのローソク足の安値になります。

次に、ローソク足の「陽線」と「陰線」について説明します。陽線と陰線ではそのローソク足が上昇方向なのか下降方向なのかがわかります。

陽線は、始値(はじめね)から値動きが始まり、最終的に値動きの終わり終値(おわりね)が始値より高い値で終わったものです。

陰線は、逆で、始値から値動きが始まり、終値が始値より安い値で終わったものです。

※陽線と陰線の色は、使用するチャートによって違ったり、設定変更でも色を変えることができるので自身のチャートの陽線と陰線の色を事前に確認されることをお勧めします。

具体的に、以下に値動きとローソク足のイメージを示します。

右側が値動きを上下の矢印でを表しており、ローソク足がどのような形になるかを示しています。

また、チャートはローソク足の始値から終値までの時間の長さで、分足・日足・週足・月足など表示させることができます。このローソク足の時間の長さを変えることで、短中長期的に値動きがどのように動いているかを確認することができます。

チャートのトレンドを理解する

チャートのトレンド(傾向)は、上昇トレンド・横ばい(もみ合い)・下降トレンドの3つに分けることができます。

  • 上昇トレンド:上下しながら上昇していく値動き
  • 横ばい(もみ合い):上下しながら横ばいの値動き
  • 下降トレンド:上下しながら下降していく値動き

以下が実際のトレンドで下降トレンドと横ばい、上昇トレンドとなったチャートです。

チャートにはトレンドがあるため、現在どのトレンドであるかを理解してトレードすることが重要です。

移動平均線

移動平均線は、一定期間の株価を平均化して描いた補助線です。平均化する期間は設定で変更できることができます。移動平均線は2〜3本線の補助線を表示して使うのが一般的です。

以下にキャノンのチャートを週足で移動平均線を短期線10日、中期線25日、長期線50日の補助線で表示した例を示します。

移動平均線では、「上昇トレンドの買いの押し目」の目安に使ったり、「ゴールデンクロス・デッドクロス」でトレードするタイミングを判断するのに使います。

より具体的なトレードの判断ポイントは【実践編】の記事にて記載したいと思います!

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線と上下に標準偏差2〜3本ずつで描かれた補助線です。ボリンジャーバンドは統計学を使って描かれており、標準偏差±1σ(シグマ)の補助線ないで推移する確率は68.2%±2σの補助線内で推移する確率は約95.4%とされています。

ボリンジャーバンドでは、補助線の開き方や収縮の仕方の形、標準偏差内を推移することを想定した横ばいトレンドなどでトレードするタイミングを判断するのに使うことができます。

MACD

MACD(Moving Average Convergence Divergence :移動平均収束拡散)は、「マックディー」と読み、2本の補助線とヒストグラムと呼ばれる棒線グラフで描かれたいものです。

2本の補助線は、MACDとシグナルといい、それぞれ以下の計算式になります。

  • MACD:短期EMA(指数平滑移動平均線)-長期EMA(指数平滑移動平均線)
  • シグナル:MACDのSMA(単純移動平均線)

EMA(指数平滑移動平均線)は、直近の値動きをより反映するため、SMA (単純移動平均線)より敏感に反応した価格変動の推移を補助線に表しています。

SMA (単純移動平均線)は、一定期間を平均した価格の推移を表した補助線です。

 

MACDでは、「ゴールデンクロス・デッドクロス」でトレードするタイミングを判断するのに使います。

出来高

出来高は、その期間で取引された株数を棒グラフで表しています。

この出来高が急増したタイミングで株価が上昇したり、下降したりするとトレンドの移り変わりの目安にもなったりします。

まとめ

テクニカル分析の基礎知識に説明してきましたがいかがでしたでしょうか?

テクニカル分析では、価格の変動をチャートに表し、補助線などで価格の変動を平均化したり、統計の標準偏差を使って表しているものです。

補助線の意味を理解して見るだけでもトレードの判断材料になると思いますので、ぜひ参考に勉強してみてください!

また、実践編では私の経験も含めつつ、トレードのタイミングを判断するポイントを記載してみたいと思いますので、そちらの方のチェックもお願いします!

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